新年、あけましておめでとうございます。今年も、よろしくお願いたします。
高知のお正月、玄関に「紙の門松」を飾り、寅くんも招き猫と一緒に置きました。
年末になると、家のポストに市町村の広報誌などとともに「紙の門松」が投函されます。
調べてみると、その歴史は、なんと60年以上! 高知のお正月にはお馴染みとなっています。
高知市にある共和印刷の初代社長さんが、松林の保護と新生活運動の一環として昭和27頃に考案し、ご近所に配ったのがきっかけだとか。
この初代社長さんは盆栽好きで、お正月が終わり門松の松が家庭から、ゴミとして大量に捨てられているのが忍びなかったそうです。
その後、高知市の方の目に留まり、昭和30年から平成16年まで、高知市の事業として市内全戸に配布されていました。
現在は高知市町内会連合会が事業を継続していて、県内約20ほどの市町村で全戸配布されています。歴史を知ったからには、これからも大事に使っていきます。
コロナ感染予防に留意しながら、笑顔で皆様とお会いできることを楽しみにしています。